放送大学大学院の研究計画書・志望理由書
放送大学大学院の研究計画書・志望理由書に関する問い合わせが,この時期でも時々ある。書類審査の結果は10月10日に発表になっているから,この時期に問い合わせている人はおそらくこれをパスできなかった人なのだろう。
院試塾では毎年「放送大学大学院研究計画書ゼミ」を5月頃から設定している。2次試験の結果はまだ出ていないが,書類審査をパスした人の研究計画書や志望理由書はどのようなものか,簡単に説明しよう。
まずは研究計画書について。何よりもまず,大学院レベルでの研究計画が立てられているかどうかが問われる。学部レベルでの学習で事足りるような内容では,書類審査を通過することは難しい。といっても,詳細な計画を述べるというよりは,大学院レベルの問題意識がきちんと持てているかどうかのほうが重要ではないかという感触を持っている。また,研究の方法の見通しがある程度立っていることも重要だ。しかし一方で,何でも自力でやろうとするのは間違いだ。特に放送大学大学院の場合は,研究者養成よりも生涯学習の色彩が濃い。したがって,開設授業を研究計画にどのように組み込むかも1つのポイントとなる。また,所属教員からどのような研究指導を受けたいかについても,教員の研究分野との関連で考えておく必要がある。
志望理由書については,放送授業中心で学びやすい,という点を越えた何かを打ち出す必要がある。もちろん,放送授業による柔軟な学習は,放送大学大学院の大きな「売り」であるのだが,これだけではダメだ。自分の研究・学習のニーズが,他の大学院ではなく放送大学大学院であるからこそ十分に満たされる,という点を明確にする必要がある(だからといって,志望理由書のなかで他の大学院との比較を明確な形で行うということではない)。
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